食事療法でメンタルの改善と若返り

催眠

食事の量を減らすと健康になり長生きできることは抗加齢医学では常識になりました。摂取カロリーを減らせば、長寿遺伝子が活性化し、寿命が延びることがわかってきたのです。そして、これはあらゆるメンタル疾患にも有益です。少食が健康に良いことはヒポクラテスの時代から言われてきたことで、貝原益軒の養生訓の腹八分という教えも有名です。西洋でも東洋でも古典の中にすで出ていました。


これを難病治療に活用したのが甲田療法です。断食、水を飲み生野菜を摂取、朝食を抜いた2食の少食主義などがあります。その元祖が甲田光雄(1924-2008)医師です。甲田光雄先生の活躍された時代、今村光一氏が、アメリカでの食事療法の研究を日本に紹介しました。癌を治すゲルソン療法などです。これも、少食健康法であり、肉を控え野菜を増やす、食事内容の見直しを主軸にしています。大腸癌を食事療法だけで完治させた星野仁彦医師や「40歳からは食べ方を変えなさい」の済陽高穂医師もゲルソンや甲田療法から発展したものです。


甲田光雄医師の食事療法や断食療法では朝食を抜いて二食にしたり、石原結実医師のように朝食をにんじんジュースだけにするので野菜と肉のバランスは乱れません。メンタル疾患も生活習慣病も改善し、動脈硬化も癌も治ります。流行りの糖質制限や炭水化物ダイエットは素人判断ですれば、問題も起こっています。独自解釈で肉ばかりに偏る結果、動脈硬化で心筋梗塞や脳梗塞を起こしたり、大腸癌になったりすることもあるのです。「糖化」というのは老化の原因なので、糖質の取りすぎ、つまり炭水化物の取りすぎはよくないので、これを少なくすることは大事です。しかし、甲田医師が活躍されていた時代には今のように副腎疲労を起こしている人は多くはありませんでした。今の時代に合わせた対処法は、副腎疲労の項を参照ください。


◆最新の副腎疲労症候群に関する知見から考えられることは一日一食よりも三食プラス間食のほうが副腎疲労の改善には効果的。朝食は抜いたり野菜ジュースだけにしてよいとされたのは昔の時代であり、そのころはこれほど副腎疲労の人が多くなかった。副腎疲労がなく、体調がよければ一日一食でも問題ないが、メンタルに悩みを持つ人の場合は、副腎疲労を癒すことを優先して、三食控えめの取り方プラス若干の間食を補うほうが適している。女性の場合、プロゲステロン欠乏にも対策が必要。

◆その中でも、炭水化物や糖質を減らすことは肥満の人には有益だが、減らしすぎにも弊害があるので、米を中心とする和食が安全である。加工肉や豚肉などの赤肉を減らし、魚肉や鶏肉に切りかえる。

◆牛乳は良くないので豆乳に変える。ヨーグルトも豆乳ヨーグルトのほうが良い。

◆水は「蒸留水」がもっとも長寿には良い。体内のデトックスを促進する。(ブラウン・ランドーン博士)

◆糖質も炭水化物も減らすことは良いことだが、過度に制限しすぎるのは危険。

◆ひとくち三十回咀嚼して食べるのが理想。咀嚼することは健康長寿、アンチエイジングに良い。

◆炭水化物や糖質で、優先的に減らすべきは小麦。米よりも小麦を意識して少なくする。
(小麦グルテンにはさまざまな害がある)


肥満、メタボ、高血圧、高脂血症、糖尿病、膠原病、高尿酸血症、中年太りが目立ってきたという人は、食事療法(食養生)をしっかり行うことが大切です。小麦の取りすぎは、心身に有害です。「小麦は食べるな」というアメリカの医師による書籍を読んでみて下さい。なかなかゼロにできない食材なので少なくすることを心がけるだけでも有益です。飽食の時代においては、全体的に食事量を減らし、和食中心をめざし、その中でも炭水化物、特に小麦を原料とするものを減らせば、心身の健康に寄与するということです。また、DHAなど魚油やビタミンD、フラックスオイルなどメンタル疾患の改善に有益な栄養素についても食材やサプリで補う工夫が大切です。またオーリングテスト創始者の大村恵昭博士はリンゴ、バナナ、コリアンダー、ニガウリ(ゴーヤ)の摂取を勧めています。これらの食材は長寿遺伝子を活性化し、体内の毒素を排出するとのことです。一方、副腎疲労対策の先駆者ウイルソン博士は、オレンジ、バナナは避けるようにすべきとし、リンゴ、梨などを勧めています。オレンジジュースは特に避けるようにすべきとして、その理由は最も農薬含有量が多い果汁であるからだとしています。

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