情緒不安定性パーソナリティ障害と境界性パーソナリティ障害

催眠

情緒不安定性パーソナリティ障害と境界型パーソナリティ障害は疾患概念としてはほとんど同じものを指しています。ではなぜ、このように二つの呼称があるのでしょうか。情緒不安定性パーソナリティ障害はICD分類によって分類され、境界性パーソナリティ障害はDSM分類によって分類されているものです。


ICD分類はヨーロッパが主流で、DSM分類のほうはアメリカが主流の分類方法です。日本では従来は、DSM分類が主流でした。しかし、最近ではICD分類に移行しつつあります。情緒不安定性パーソナリティ障害とは、ICD-10で定義されたものです。境界性パーソナリティ障害とほとんど重なっています。


患者さんは、感情が不安定で、衝動に基づいて行動する傾向があります。強い怒りが突発し、しばしば暴力や自虐的行為がみられます。他人に非難されたり、邪魔されたりすると、衝動的行動が誘発されます。親子関係のゆがみがあることが多く、親離れできていない人に多くみられます。成長過程で依存から自立へと人格が成熟しきれなかったことが大きな原因です。このようなケースで、催眠療法を試みる場合には、医師から受けることがのぞましいでしょう。そして、人格の成熟を根気よく促していく、認知行動療法的なフォローが必要になります。

薬に頼らずに治す

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