依存症からの脱出

依存と催眠

依存症といえば、アルコール依存症が有名ですが、実にさまざまなものがあります。パチンコ依存症、買い物依存症、そして恋愛依存症などが知られています。その中で、セックス依存症はまだまだ認知度が低いものです。セックス依存症がどのようなものかというと、中小企業などで裸一貫で会社を大きくしたような経営者が、容姿や学歴などのコンプレックスをかかえていた場合、自分の成功を確認するために、高学歴の女性ばかりを何人も愛人にするというものがあります。


この行為は勝利を意味するところから、「トロフィー・ワイフ」と名づけられています。こうしたケースでは、本人にこれが病気であるとの自覚症状がないので、治療を受けようと思うことはまずありえないのです。その他、道徳観が強く、「こんなことをしちゃいけない」と思うまじめな人ほど、不倫や浮気などの刺激にはまり、それに依存してしまうケースも多いです。セックス依存症には、その行動によってなんらかの社会的損失(逮捕、離婚、失業など)、身体的損実(性病など)があるにもかかわらず、その行為自体がやめられないという特徴があります。


その他、「反復的」(同じパターンの行為を繰り返し行う)、「衝動的」(スイッチが入ると表現されることが多い)、「強迫的」(その行為だけで頭がいっぱいになり、他のことはどうでもよくなる)、「貪欲的」(行為の達成に異常な情熱をもって全精力を傾ける)、「自我親和的」(行為が悪いことであるとは思っていない)という特徴があります。セックス依存症は、性衝動を抑えることができない「コントロール障害」の一種であるといえます。自己のコントロールができないうえに、病的であるという自覚もないため、自分から治療を受ける患者は非常に少ないのです。


セックス依存症の人の多くは、幼児期の両親との関係に問題があった人が多いことがわかっています。幼児虐待、性的虐待、愛情不足などのトラウマがあるのです。このようなケースでは、幼児退行催眠という手法を用いることで、幼児期のトラウマを癒すことができます。催眠療法は、さまざまな依存症の治療に対しても大きな可能性を秘めているセラピーなのです。


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