意識の焦点をどこにあてるか

過ぎ去った過去の苦労をふりかえることは、元気になるよりも、むしろ、疲労感を増してしまう行為です。過去のことを思い出すことも、「思う」行為であって、それは「引き寄せ」を起こします。過去の嫌なことをふりかえることは、これからを考えるために必要な場合もあります。ところが、あまりにもそれを何度もするのは、一生懸命に悪い引き寄せをしていることになります。ですから、気分が明るくなり、楽しくなることを考える時間を増やすことに意識を向けることが大切です。心の中には、一度にひとつしか浮かべていられません。つらいことを考えている時は幸せなことは考えられません。その反対に、明るく楽しいことを考えていると、暗く苦しいことは次第に浮かんでこなくなります。この心の性質を使いこなせるように練習してみませんか?意識の焦点をどこにあてるか。今と未来に意識を向けて、これからどうしたいのかについて思考していくことで、良き未来を引き寄せていることになります。

あなたはどうしたら、明るくなれるでしょうか

それは夢や希望を思い描いた時ではないでしょうか?できると思うことと、できないと思うこと、この二つは選択の問題です。マイナスのほうを選択し続ける悪習慣をこしらえてしまい、それで苦しくなっているのなら、それを逆転させる練習を今から始めませんか。習慣を変えることは可能です。心に浮かべることを明るいこと、希望に満ちたことにしていく日々の選択を練習するだけです。最初の行動は、「選択すること」からです。何を選ぶのかというと、「暗い心」を捨て「明るい心」を選び、「冷たい心」を捨て「温かい心」を選び、「重たい心」を捨て「軽い心」を選ぶ、ということです。この作業は選ぶだけですから、いかなる時にもできることです。カラダを動かしませんから、寝ころんでもできます。自分の人生に何をやりとげたいか。これから、どのように人生を歩みたいか。今と未来に意識の焦点をあてて、良き未来の実現を目的とすることが大切になります。

記憶の再生も思考の一種なのです

悪い記憶を再生する作業は、悪い想念を生み出す作業ですから、悪い引き寄せをもたらします。このことに気が付いて、過去の不愉快な記憶を思い出す行為を意図的にストップすることを選ぶのです。想念はみずから意図的に浮かべるもので、自然に浮かぶものは、ゴミのような不要なものだと考えて、勝手に浮かんでくるものは、それをつかまないで捨て置くようにし、いつでも明るく、軽く、温かい状態になれるよう選択し続けましょう。未来のことは、自由に思い描くことができます。三年後、五年後のことはどうなるかわかりませんから、あなたは自由に幸せな未来をイメージしてもよいのです。もし、そういうことができるんだと悟れば、イメージできることも増え、幸せの中身も増えます。それが、良い引き寄せ、つまり、想念の現実化をもたらします。脳の働きも、いつでも「より良くしよう」と思うことで脳、肉体、筋肉、神経、内分泌までその思いに応えて反応してきます。最終的にどうなるか、それはわからないけれども、良き未来を信じて明るく前向きにチャレンジする。その結果、願い通りの結果になることもあれば、そうはならないこともあります。思い通りの結果でなかった時も「ああ、これでかえって良かったんだ。これが神様の御加護であり、実際には最善の道に導かれたのだな」と受け止めてみるのです。これが「普遍的信仰心」という心であり、宗教的哲学的人格完成ともいうべき心の境地なのです。
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