苦難から開運力を引き出す

苦難から開運力を引き出す

前世からの因果応報、只今の自分が創る因果応報、この両者は未来を生み出しています。

前世からの因果応報、只今の自分が創る因果応報

催眠

前世からの因果応報、只今の自分が創る因果応報、この両者は未来を生み出しています。わたしたちは、ただいま、ただいまの瞬間、瞬間に生きていて、過去はもう存在しません。未来もまだ存在しません。禅宗は「むかえずおくらず」と教えています。未来を迎えず、過去を見送らず、という趣旨です。しかし、より積極的に生きるには、「むかえずおくらず」よりも、良い未来は積極的に迎え入れるほうがいいのです。そして、悪い過去はいつまでも見送らないほうがいいのです。心はただいま、ただいまに生き、目前のことに全力を尽くして前向きに取り組むことが大切です。

人間は自由意志があり、人生の分水嶺を善にも悪にも選択できるのです。悪しき思いは断ち切り、良い思いは育てる。この作業を日々、ただいま、ただいまの瞬間、瞬間に繰り返すのが、心の修業であり、良き人生を生きる道です。こうすれば、過去から縛られることが減ってきます。そして自分の願い、理想、こうありたいという素晴らしい環境が実現してくるのです。今生であなたがだまされたり、裏切られたり、あるいは、いじめられたりしたのはあなたが前世で同じように人を苦しめたからです。しかし、その苦難を受けとめる際の今この瞬間の反応はあなたの自由意志によるものです。あなたはそれを前向きに乗り越える自由もあります。それなのにあなたがそうしなかったとしたら、それはあなたの作り出した新たな悪因になります。

あなたが物事の受け取り方が悪く何でも悪い方に考える悪癖を改めないのなら、、自分で自分を病気にしてしまうことにもなるでしょう。そこに気が付いて、世のため人のために志を立てて自分を磨き、立派な人をめざしていけば、神様の加護がやってきて、運命が好転します。あなた次第で変わるのです。今、あなたを苦しめた加害者の人にも、いずれ相応の苦難がふりかかることでしょう。しかし、あなたはそれを望むべきではありません。

むしろ愛と慈悲にめざめて、あなたを苦しめた人にも、神の恩寵が授かり、心が改心されて善にめざめ、生き方が変わって幸せに向かうように祈ってあげるべきです。聖書にも「なんじの敵を愛せ」とあります。悪人も神の導きで改心し正しい人になって幸せになるように祈ってあげることが愛です。愛と慈悲にあなたが目覚めれば、あなたも神様に許され、救われ幸せになるようになっています。あなたも前世療法を受けて、魂の本源とつながり、無限のパワーをめざめさせてみませんか?自由自在な人生がそこから始まります。
久保征章の著書