因果応報という働きは本来は裁きではない

【質問】

いじめに関する被害者、加害者の前世や来世の因果応報について、納得できるのですが、見て見ぬ振りをする、傍観者の同級生や、隠蔽工作をする、学校関係者は、どのような、
将来があるのでしょうか。

【回答】

因果応報の法則は、魂が学ぶための作用です。それは引き寄せの法則と同じ原理なのです。心に思うことが実現しているということです。潜在意識には自他の区別がないので、「他人をいじめることは自分をいじめること」なのです。それゆえに、それが自分にも起こるのです。そのため、傍観者、隠蔽工作者、知りながら助けなかった教師といった人には、その人の想念のままに引き寄せが起こるのです。具体的に申せば、傍観したのであれば、今度は自分が助けてもらえず、傍観されるのです。肝心なことを隠蔽したのであれば、今度は自分が肝心なことを隠蔽され、苦しむことになります。教師としてあるまじきことをしたのであれば、今度は自分が生徒になって、教師から同じことをされるのです。人の嫌がることをしない、という教えは「論語」にもありますが、そこからさらに一歩進んで、「人の危急を救う」という積善を誰もが志すようになることが、世の中を変えていくために大切になります。

裁きというよりも自分が思ったことが再び実現している

自分が出したエネルギーが自分に戻ってきます。これが因果応報であり、引き寄せの法則なのです。人それぞれが出した想念がそのまま実現します。その人が、愛や真心、感謝や友愛、親切や慈悲の想念をいつも出しているのであれば、それが自分に再び返ってきます。自分にも同じような幸福がめぐりきたるのです。この作用を本当に理解すれば、犯罪や悪徳は、できなくなります。それが自分の首を絞めていることに気づくからです。学校教育で、前世療法に関する研究成果が、授業として教えられるようになると、いじめや暴力は今よりも減っていくことでしょう。

子どもへの虐待は因果応報への理解が進むとなくなる

また、親は子供にこの法則を教えるべきです。それが子供の一生を善導することになります。因果応報の法則と引き寄せの法則は同じものを別の表現で説明しているだけです。児童虐待などの悲惨な事件も、人類が因果応報の法則を理解し、悟ることで次第に減少します。多くの悪は無知から生まれます。無知を啓蒙することで社会は改善するのです。世の中に存在する、悲惨な問題の多くが、人類が因果応報の法則を熟知することによって、消滅していく可能性があります。いじめ、虐待、戦争、テロ、権力闘争などの世の中に不幸をまき散らす行動は、因果応報の法則によって裁かれることを知れば、できなくなります。犯罪防止を研究する社会心理学でも、犯罪者が犯罪行為を思いとどまるようにするには、犯人が逮捕され、懲役を受けたり、死刑になったりすることをリアルに感じるようにすればよいとされています。そのために監視カメラを配置したり、犯罪捜査力を高めて犯罪者が確実に検挙されている状態を造り出し、犯罪行為にデメリットしかないことを納得させるように対策していくのです。因果応報の法則を、万有引力の法則のように誰でも知るものとしていけば、人類社会の姿もより良くなっていくことでしょう。

 

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