人間関係でいつもつまずく人は

人間関係でいつもつまずく人は

人間関係を改善するためのもっとも重要なことは何か。その考え方の基本。

人間関係がうまくいかない人がまずすべきこと

催眠

人間関係をこれから、すばらしいものにしていくとまず決意されることです。自分が決意をするということです。


「賢者は己の心の主人になり、愚者は奴隷になる」


古代ローマの劇作家プブリリウス・シルスの言葉です。私の本でも自分の御主人公を目覚めさせる練習をすすめています。もし、あなたが今、苦しかったりつらかったりするのであれば、そんな気分でいることをあなた自身が選んでいるからです。負を選ぶことをすぐにやめましょう。


そして、「私は人間関係をすばらしいものにしていく」と決意し、それを自分で決定し、それが実現した状況を心に浮かべ、そればかりを考えて、心に幸福感と快適さと感謝を浮かべる努力をするのです。さすれば、心は苦しみから離れ、喜びにひたります。その状態をどれだけキープできるかで未来が変わります。つまり、努力すべきはその一点です。きわめてシンプルであり、単純です。「できない」とか「わたしはこうだから」とかそんなマイナスのことを思考することは不幸になる努力をしてるのと同じです。


自分の望まないことばかり考えていると、それが引き寄せられます。自分がどうなりたいのかだけを考えてそれを心に浮かべていてください。自分の性格について、マイナスのことをたくさん考えるのをやめましょう。それを自覚している限りは、そのとおりのことが際限なく、再現される人生になりますよ。それをやめましょう。


そのかわり、
「私はすばらしい人間関係にめぐまれる」
「私はたくさんの人々に愛されている」
「私はよい人々に囲まれている」


という思考と感情をいつも心に浮かべてください。自分で浮かべるのです。自分でその言葉を選択してつぶやくのです。よき未来を自分で予想し、それを確信にまで高めましょう。心の言葉を自分で選択することがすべてです。その努力をひたすら繰り返すことです。お祈りの習慣がある人は、祈るときに、
「私にすばらしい人間関係が授かるようにお守り頂き、ありがとうございます」
「よい人々に囲まれるようにお守り頂き、ありがとうございます」
「私はすべての人々に愛されています。ありがとうございます」


という感謝のお祈りを毎日してください。そのようにすれば、潜在意識の働きにより、すべてが好転してきます。性格とは生まれてから今までの自分の思考の産物です。なので、あたらしい思考を上からどんどん上書きすれば、性格は変わります。セルフイメージを変えていくことこそが、もっとも根本的な対策となるのです。


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