発達障害と愛着障害の関係

最近、発達障害と診断される子ども、そして大人が急増しています。
これは診断基準の変更などの影響もありますが、医師は「発達障害」の診断をしたがる傾向があるようです。


児童のADHDは有病率6パーセント、学習障害は10パーセントとなり、
診断を受けた本人も両親も苦しんでいます。
障害という言葉は、一種のマイナス暗示を与えて、親子をしばります。


そのため、「非定型発達」と呼び方を変更すべきであるという意見もいわれています。
すばらしい長所もあわせもっていることも多いわけですから、これは妥当な名称です。


しかし、専門家の指摘によると、発達障害と診断されている多くが実際には
愛着障害であるケースだというのです。


愛着障害とは発達障害とはまったく違うものですが、症状だけをみると、
非常に似通った状態になることもあるのです。


愛着障害であるなら、適切な愛護環境を整えるだけで症状は軽快します。
これは両親や養育者の努力を必要とします。


一方、発達障害そのものも、かつては脳機能、遺伝性という側面ばかり強調されて
きましたが、実際には、養育要因、環境要因で、症状が劇的に改善もするし、
また悪化もするのだということが次第に明らかになってきました。


自閉症スペクトラムでさえも遺伝要因は四割以下であることや、
双生児間で共有される環境要因が55パーセントを占めることもわかってきました。


ADHDについては、いまや、発達障害の範疇に入らないのではないかとも言われています。
養育要因がひきおこす愛着障害と、ADHDなどの発達障害の状態がきわめて酷似しており、
養育者の働きかけを改善することで、両者とも、おおいに改善しうることがわかってきているのです。


これは希望です。
両親の努力、本人の努力が、症状改善の決め手となりうるからです。
それだけ、催眠療法をはじめとする心理療法が、これらの改善にも役立つということです。


いずれの場合でもその子どもの可能性を信じて、よい面、長所を伸ばすことがもっとも大切です。
大人の発達障害、愛着障害であってもこれは同じことです。


潜在意識の作用を理解し、正しい暗示を自分に入れて、長所と可能性を伸ばすことが
もっとも重要であるということなのです。
前世療法がこれらの道筋をおおいに促進してくれることは言うまでもありません。


アスペルガー症候群でも成人になったときにはその二割が診断基準から外れるまで改善しますし、
幼児期に自閉症といわれても、一般就労ができるレベルまで改善する事例は多いです。


さらに境界的な「非定型発達」といってよいケースはたいへん多いですが、その場合は、
もっと環境要因や育て方、両親の働きかけが大きく関与して、改善する余地が大きいのです。
その意味でもおおいに希望をもって頂きたいと思います。

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