発達障害の恋人との結婚

発達障害の恋人との結婚

発達障害にはアスペルガー症候群やADHDが知られていますが自閉症スペクトラム障害として包括していく流れにあります。

アスペルガー症候群の恋人と結婚して幸せになれますか?

催眠

【質問】
私の恋人は、自閉症スペクトラム障害(アスペルガー症候群)です。アスペルガー症候群だとわかったのは、結婚を前提に同棲してからです。何度もケンカをし、DVもあり、、話し合いも上手くいかなくて、(中略)現在は別居をしています。彼は日常生活に支障ありませんが思い込みが激しく、人の意見を聞かず、自分の意見を曲げません。アスペルガー症候群の人は、人の立場に立ってものを考える事ができないそうですが、彼も思いやりが感じられません。私は、彼の障害の改善方法があるなら結婚したいと思っていますが、アスペルガー症候群の人に「愛」を求めるのは不可能なのでしょうか?


【回答】
いわゆる「カサンドラ症候群」(パートナーが発達障害であるためにストレスを抱える状態)の事例です。その彼氏さんが、アスペルガー症候群だけを抱えているとは限りません。お話からは、強迫性パーソナリティ障害や自己愛性パーソナリティ障害などのパーソナリティ障害も併せ持っている可能性も考えられます。というのも、たとえ、アスペルガータイプだったとしても、温和で、温厚で、異性に暴力を振るわない大人しい人もまた多いからです。

同棲をしてDVがあって、話し合いできないという場合、アスペルガーの傾向だけではなく、なんらかのパーソナリティ障害もあわせもっていることも考えられます。そして、このようなケースの場合は、両方をもっていることも多いです。自己愛性パーソナリティや、強迫性パーソナリティを抱えるアスペルガー症候群の男性は多いようです。このような発達障害と人格障害をかねているような人は、すでに成人している場合、本人が病識をもって、熱心に自己改革に励まない限りは、改善することはありません。

また、口先だけの安易な気持ちで、自分を変えようとしても、結婚してしまえば、甘えが出てきて、もとの未熟で自己中心的な自我を改めることができないまま、配偶者だけが苦悩する結果となります。これまで配偶者の一方が発達障害や人格障害、そしてその両方をもっているケースを多数みてきましたが、多くの場合で、離婚か、家庭内離婚になっています。ただし、こうした障害があっても、温和で思いやりがある人の場合は、結婚生活は可能です。

そして、問題は、DV(暴力行為)がすでに起きているということです。それと、相談者さん自身にも、依存性パーソナリティ障害や、境界性パーソナリティ障害など、なんらかのパーソナリティ障害の傾向がある可能性も検討する必要があります。心理学的な分野で「回避依存症と恋愛依存症の泥沼恋愛模様」などとこれまで言われてきた「DV男と別れられない」という女性の中には、境界性パーソナリティ障害、情緒不安定性パーソナリティ障害の人がかなり含まれています。

この男性に、DVを始めとする多くの問題があることがわかっていながら、質問者さんは離れられないと未練を残していますが、それが、愛ではなく、恋愛依存の病的な執着である可能性についても検討しておく必要があります。過去のご自身の恋愛歴を振り返ると、もしかすると同じ傾向の失敗が見つかるかもしれません。となると、ご自身が幸せになるにはどうすればよいのか、ということをじっくりと考える必要があります。この彼氏を選ぶにしても、選ばぬにしても、ここをきちんと検討しないと同じ失敗になります。

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