医師によるヒプノセラピー・催眠療法・前世療法・インナーチャイルド療法|京都府八幡市「ヒプノセラピー研究所グングニルの工房」

魂の進化についての理解がないとニセモノにだまされる

人間が動物の前世を思い出すかという質問がありますが、結論からいえば、それはありません。
催眠状態で、もし、動物たとえば、ペンギンであった前世などが出てきたとしたら、
それは、正確に前世の記憶につながってのではなく、ニセモノの前世物語を思い浮かべているにすぎないのです。


そのような前世は、いわば、妄想の世界であり、これこそ記憶の再合成だといえるでしょう。
もしくは、なんらかの邪霊的な存在によって、化かされているといってもいいかもしれません。


このようなことは、魂の進化の歴史を熟知すれば、わかりきったことなのです。
人類が、文化を持つようになったのはおおよそ60万年前ぐらいだといわれています。
道具や火を使ったり、毛皮を衣服のように使ったり、簡素な飾りをつけたり、こうした文化を
持つようになったのは、その時点から、人の魂の中に、神の分魂が宿ったということがいえるのです。


それまでは、原始的な人類の祖先がいましたが、類人猿とほとんど変わらぬものでした。
おおよそ60万年前ぐらいから、人類はほかの動物と大きく性質が変化したといえます。
それは文化を持つようになったこと、そして、自由意志を持つようになったことです。


人間の中にある文化と自由意志こそが、神なる部分であり、進化論のもとになった研究で知られる
ウォーレスも、人類はある時点でほかの動物と劇的に脳の質が変化したとの見解をもっていました。
ウォーレスの研究がもとになり、ダーウィンが進化論をまとめたのは有名です。


この人類の脳の質的変化が何であるのか、明確にはされていませんが、その変化とは、いわば、
人に仏性が宿った、人に神性が宿った、つまり、神の分魂が入ったということであると考えられます。
そして、この文化、自由意志の進歩発展するところ、人に多様性が生まれ、明確な個性や特性が生まれました。


その結果として霊界なども分化し、あの世の世界も多様化していったのです。
ですから、いわゆる天国や地獄やその中間世界、という霊的な世界は、人類独自の創造物であり、
元来、動物やもっと下等な生物では、単一構造の霊界しか存在しません。
犬のいく天国、猫のいく地獄、などはないということです。


今、生きている人類は、おおむね100回前後の人としての前世を持っています。
多い人で140〜150回ぐらい、少ない人で40回〜50回ぐらい。そして、もっと少ない人というのもあります。


魂は進化する存在なので、犬や猫などの愛玩動物の魂が、高度な知的生命体である人類に
近しく触れるうちに、しだいに自我を育み、魂が進化し、ある時点から人間の階層にあがる場合があります。
そこからは、人間としての転生が始まりますので、最初は、才能や知性に乏しい肉体に受肉して
いちから学んでいくことになります。
生後まもなく亡くなるケースや知的障害の重度な肉体などが最初に選ばれる器となります。


こうして転生を繰り返し進化し、多芸多才な万能の存在になるべく魂が進化をするのです。
才能や特性は生まれ変わりの過程で磨かれた魂の財産なのです。
ですから、逆戻りはありません。この法則を理解していれば、ペンギンの前世が出たといって喜ぶのは馬鹿な話なのです。


人口が増えているのは、動物階層から上がってきて、人類に参入する魂がいることと、
一つの魂が複数に分かれて転生するケースがあること、
そして、生まれ変わりのサイクルそのものが早まっていることが霊的な背景です。
数千年前までは死後、千年近くも霊界にいて生まれ変わっていたものが、現在は200年前後となり、
数十年で生まれ変わるケースも出てきているのです。


このような仕組みがあるので、人間が死んで動物に生まれ変わるということはありえません。
人が牛に生まれ変わったり、牛が人に生まれ変わったりすることはありえません。
牛という動物の器には、高度に進化した人類の魂が入ることはできないということなのです。
また、牛から一足飛びに人間に生まれ変わることもありえないということです。


ですから、トカゲの前世、ペンギンの前世を思い出したら、それは、催眠状態で体験した妄想、
記憶の再合成の類であり、前世療法として何の意味もないイメージ遊びです。
しかし巷の前世療法と称するものではこんなこともわからず、
堂々と動物の前世を語るケースなどとしてとりあげているのです。
動物の前世などという話を聞いたら、眉にツバをつけることです。


ですから、ペットのネコに、ネコの守護霊がついているということはありえません。
そもそも守護霊という存在は、人類だけに存在し、それもここまで書いたとおり、
60万年の長い歴史の中でしだいに形成されてきたシステムなのです。
現在、生きている人はすべて魂のガイドとしての守護霊がついていて、見守られています。


それは、長い歴史の中で、天国の世界に常住できるようなレベルの高い魂が育っていく中で、
高級霊の世界にも秩序ができて、統治機構ができて、協同組合のようなものができて、
子孫を守護する仕組みができあがったということなのです。
これが、前世療法を研究する中でわかることであり、その意味でいかに巷の前世療法と称するものが、
おかしなことを言っているのか、わかるということです。


 

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