スピリチュアルガイドについての考察

スピリチュアルガイドについての考察

ヒプノセラピーでは、医療催眠として主に、メンタルの不調を癒すのですが、人間の心の世界を深く追求すると、不可思議な現象に遭遇することも多々あります。その中でも最も興味深く、また重視すべき存在があります。

守護されるためのマインドセット


「何が何でもこれを成功させるぞ」このような強い決意と覚悟が心に定まると、不思議な現象がおきることがしばしばあります。どこからともなく、協力者が現れてきたり、良い知恵が湧いてきたり、ひらめいたりします。能力の限界と思っていたことが知らぬ間に、乗り越えられていたりします。断じて行うという境地に立つと、人間は潜在能力を発揮するといわれています。催眠療法の中で、前世療法やインナーチャイルドセラピーをしている時に、スピリチュアルガイドという存在がしばしば現れます。催眠誘導ですから、こうしたものを呼び出すのですが、本人の意識が作り出した現象とはとても思えないことがあります。実際に、こうした存在は、実在していると思わざるをえません。それは、いわゆる守護霊というものだと思います。霊的世界は、広大無辺な世界なので、いろいろな考え方、いろいろな思想があると思います。しかし、スピリチュアルガイドが誰にでも存在しているであろうことは、ヒプノセラピストとしての経験上、間違いないものであろうと考えています。

守護霊、スピリチュアルガイドとの交流方法

前世療法では、前世での一生を体験したあと、その人生での死を体験します。その死の場面で、魂が肉体から抜け出て、天上へ上昇していくところで、さまざまな考察がなされます。つまり、この人生では何を学んだのか。どのように思ってこの人生を送ったのか。そして、次の人生ではどのようなことを望むのか。この前世が今の自分とどのようにかかわっているのか。この前世から持ち越されたテーマは何か。このようなことを考察します。このとき、クライアントの意識は、とても高次の状態になっており、驚くほど気づきに満ちた考察を行うことができるようになっています。このシーンで、魂の守護者であるスピリチュアルガイドを呼びます。これは、守護霊、守護天使、守護神のようなものです。この存在は、さまざまな姿であらわれます。スピリチュアルガイドが現れると、さらに聡明な認識や悟り、予知などがもたらされます。クライアントが抱いていたほとんどの質問に対し、適切かつ非常な説得力をもった回答を与えてくれます。私は、スピリチュアルガイドのほとんどは、いわゆる守護霊であろうと解釈しております。さまざまな姿で出てくるようですが、実際には、表象作用による化身であって、クライアントが受け入れやすい姿に変じて出てきているだけだと思います。

絶対に成功する心構えを持つ

スピリチュアルガイドとは何か。さまざまな文献でさまざまな説が主張されています。セラピーでの実際の経験と、こうした文献との照合によれば、スピリチュアルガイドとは、どうやらクライアントの数代前の先祖の霊であることが多いようです。特別の才能や使命をもった人の場合には、血脈と無関係な尊霊がスピリチュアルガイドとして赴任していることもあるようです。スピリチュアルガイドとはあくまでも守護する霊であり、本人の魂の自発的な行動があってはじめて積極的な導きを与えるようです。積極的に動くのは人生の節目などの魂のテーマの達成のための重要な時期です。それ以外は、静かに見守っていることが多いようです。この意味ではスピリチュアルガイドを動かすカギは本人の主体的な行動や努力にあるといえるのです。

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