愛着障害からおこる恋愛問題

愛着障害からおこる恋愛問題

幼児期に両親から十分な愛情をもらえないことで起こるのが愛着障害であり、これが成人後の恋愛問題に大きな影を落としています。

女性の愛着障害の多くは父親に由来しています

催眠

幼児期から思春期までの女性は、父親とのかかわりの中で、異性を受け入れることを学びます。ところが、父親が暴力的である場合や、支配的である場合には、女性の心はたえず恐怖と不安におびやかされることになります。その結果、父親との心の絆が切れてしまうことになります。


すると、愛情の欠乏が生まれるので、愛着障害になるのです。これは父親が目立った暴言や暴力、支配がない場合でもおこります。たとえば無関心な父親の場合です。子育てに無関心であったり、家族で楽しい時を過ごしたりすることが苦手な父親がいます。アスペルガー症候群などの発達障害の傾向がある父親の場合、共感的なコミュニケーションが下手で、家族は、温かみを感じられないことがあります。父親から愛されていないという感覚を娘が持つのもこのような家庭でしばしばおこることです。


すると、女性の心には愛情への渇望が生まれます。これが、成人後の恋愛を大きくゆがめるのです。たいていは、暴力や借金、虚言癖などのある問題の多い男性と同棲したり結婚したりしてしまいます。不倫なども多くなりがちです。また、逆に、愛着障害の女性の中には、恋愛することを放棄してしまっているケースもあります。それは最初の恋愛や結婚で、自分を苦しめるひどい男性とさまざまな葛藤を経験したことで、恋愛に対しての恐れとあきらめが生まれているからです。そんな女性も、前世療法を受けることで、父親に関する心のちぎれた部分をつなぎなおすことができます。


すると不思議なことに、まもなくすばらしい出会いがあって理想的な結婚をするというケースが多いです。女性の心の中にある「父親」とのちぎれた心の絆をもう一度、結びなおすことで、愛情の渇望という衝動を癒すことができるのです。これができるのが、催眠療法の最大の利点です。前世療法やインナーチャイルド療法で心のちぎれがもう一度結ばれると、それをきっかけに恋愛運がよくなっていきます。


催眠療法の流れ

セラピー
久保征章の著書