占いと催眠療法・前世療法の違い

占いと催眠療法・前世療法の違い

前世療法、未来世療法、インナーチャイルド療法は、占いとどのように違うのでしょうか。

占いと前世療法の違い

占いと前世療法

ヒプノセラピーを受けにこられる方の中には、いろいろな占い師のところをめぐってこられる方も多いです。そこで、占いと前世療法の違いをご説明します。占いには、易やタロットなどの卦を求めるもの、手相や人相、家相、墓相などの相を分析するもの、生年月日から運命を知る四柱推命や占星術など、いろいろなものがあります。


比較的多くの占い師は「運命は定まっており、それを占いを使って探る」という考え方にどうしてもなりがちです。このため、相談者が必ずしも受け入れられないアドバイスでも平気でやってしまうケースがあります。その結果、相談者は納得できないまま帰り、アドバイスは結局実行されずに終わります。他人である占い師がいくら精度の高いとされる占いによってでも、一方的に指示すると、どうしてもそれは命令的になります。それでも言うことをきかない相談者に対して、未熟な占い師は時に脅し、説教、傲慢な口調をとります。愛のない言動で、心を傷つけられた方も多いです。これではとても癒しとはいえず、問題は解決しません。


これに対し、前世療法では、「運命は意識が変わればいくらでも変化する」と考えます。それは、本人の気づき、悟りによって、いくらでも良き方向に変化するのです。その気づきと悟りは、催眠状態の相談者自身が、潜在意識とコミュニケーションして自分で受け取ってくるものです。他の誰かから指示されたりアドバイスされるものではなく、自分の心の内部からの情報を受け取るので、それを素直に受けとめることができるのです。


ですから、得たことを実行できることが多く、結果的に癒されて問題が解決して、幸せになっていくケースが多いのです。詳しくは拙書『魂の黄金法則』をお読みください。

セラピー
久保征章の著書